lapineのブログ

教え魔対策・メンタルの整え方について書いています

私がテニスを始めたころのこと

☆趣味や習い事などで、教え魔で困っている人たちのために書きました。

 

私は社会人になってからテニスを始めました。

地域の後方に掲載されていた、市民サークルの初心者向けのテニス教室の記事を見て、行ってみようと思ったのがきっかけです。

コーチと言ってもプロの方ではなく、テニス経験が豊富な方が、ほとんどボランティアで教えているようなところでした。

 

それでもコーチは、分かりやすい教え方とはどういうものか?どういう声掛けをしたら相手の心に響くのか?プロはどういう指導をしているのか?など色々と考えて工夫されて指導してくださっているのを感じました。

 

コーチは自分で研究したり、図書館で指導者のための本を読んだり、プロのコーチの体験レッスンに参加したりされていました。

 

その姿を見て、私もただ気楽に教わるのではなく、真剣に取り組もう!と思いました。

 

教わったことをテニスノートにまとめて、次回のレッスンに活かしたり、コーチに言われたことを深く理解するために図書館で資料を探したり、写真を見ながらイメトレしたり・・・。おそらくこんなことは誰もやっていなかったと思います。

 

当時私は、就労支援施設(障害のある方や、病気などの事情でしばらく休職されていた方の職業訓練のようなことをしています)で指導員として働いていたため、効率の良い物事の取得方法や目標の立て方を考えることは得意でした。職員のための研修にも何度も参加し、どのような声掛けが良いのか、一気に最上階を目指さないこと(階段は一歩ずつ)、できたことに注目しましょう、など多くのことを勉強し、身につけました。ここで身につけたことは今でも役に立っています。

 

仕事で学んだことをテニスにも活かすべく実践していましたが

「こうやって打つんだよ。」

「私の言うことを聞いて、上手にならなきゃダメだよ。」

「もっと前へ出て!」

などなどアドバイスをしてくる年配の方が本当に多く・・・

 

勿論中にはちゃんと考えた上で、心温まるアドバイスをくださる方もいましたが。

 

私は

「この人たちは何もわかっていないのに、なんでこんなに偉そうなんだろう?」

「なんでこんなに自信満々なんだろう?」

「自分がおバカなことを言っているのに気づかないのかな?」

「言っていることが薄っぺらい…。」

と思っていました。

 

「ちゃんと勉強していますから。」

「習ったことを実践したいので。」

「今日の目標は他にあるので。」

とかわしていましたが、プレーは初心者なため、試合は負けてばかりで結果が出せず、自分に自信が持てませんでした。堂々とした態度が取れませんでした。そんな私を見て教え魔はますます調子に乗って言いたいことを言うのでした。